「災害時都民台帳システム構築プロジェクト」は、東京都内の62にも上る区市町村がそれぞれ保有している被災者情報を集約・一元化し、災害時の支援業務を行う仕組みを構築するプロジェクトです。
東京都では、東日本大震災や熊本地震といった大規模災害以来、住家被害認定調査や罹災証明書の交付、生活再建支援事業を、より迅速かつ効率的に行う必要性が高まっていました。
一方で、都として被災者情報を一元的に把握する仕組みがなく、各区市町村が管理する情報を広く活用できていないことが課題だったのです。そこで開発されたのが、「災害時都民台帳システム」です。このシステムは、被災者の氏名などの情報を集約・集計し、東京都各局による生活再建支援業務の迅速化を実現します。さらに、お住まいの区市町村外へ避難した被災者へも、自治体の枠を越えた広域的な支援が可能になります。災害発生時の混乱を最小限に抑え、必要な支援を適切なタイミングで届ける。 災害時都民台帳システム構築プロジェクトは、そうした役割を担う社会インフラとして構築されました。このプロジェクトは、東京都が推進する都政の構造改革「シン・トセイ」においても、象徴的な取り組みとして位置づけられています。





