Employees and Work社員と仕事

社員インタビュー

念願の中国オフショア。
手をあげればチャンスがあります!

X・J

金融ビジネス事業部

2008年入社

X・J

地域科学研究科 地域文化専攻修了

業種の分野 金融・サービス
サービス・ソリューション Webシステム開発・
オフショア開発

私のチーム若くて活気にあふれています

第一金融ソリューション部は、金融分野におけるSI関連のソリューションビジネスを中心に事業を展開しています。その中で、私の所属する課は、銀行を主なお客様としています。そして、銀行の窓口で使用する販売支援システムを提供する事業を行っています。

若いメンバが多いですが、仕事に関しては年齢に関係なく、実力があればどんどん重要な作業を任されます。

私の仕事中国のオフショア開発にブリッジSEとして参加

入社後、私は中部事業所(名古屋)に配属になり、いくつかのプロジェクトを経験してきました。中でも印象深いのは、2011年に携わった、iPod touchを利用した、ある大学向けの学習支援アプリケーションの開発です。これは、講師が大学の講義で使用したテキストや動画、画像等のコンテンツをサーバへアップロードすると、学生がブラウザだけでなくiPod touchのアプリでも、コンテンツを閲覧できるものです。iPod touchにコンテンツを保存することもできるため、学生はインターネット環境がなくても講義で学んだものを閲覧、復習できます。

プロジェクトのスタートした2010年当時としては、iPod touchのような小型タブレット端末を大学の講義に活用することは、国内でもかなり新しい試みだったと思います。もともとPC向けのWebアプリケーションとして提供していたものをベースにすることができたので、開発の規模自体はあまり大きくありませんでした。そこで、詳細設計から最終テストまでを、ほぼ私一人に任せてもらいました。また、一部の機能は中国のオフショア開発(システム開発等を海外の事業者や子会社に委託すること)でした。そのため、中国出身の私は日本側のブリッジSEとして、中国の開発メンバからの仕様の問い合わせに回答したり、スケジュール調整や品質管理を行ったりしました。

考え方の違いを埋めるのに苦労しました

開発当初は、品質への考え方や基準などの点で、中国の開発メンバとの間に認識のずれがあり、こちらが求める品質をなかなか理解してもらえませんでした。しかし、発生した不具合等の原因分析を繰り返し行ってもらうことで、少しずつですが、理解してもらえるようになりました。ブリッジ役として、「品質レベルを合わせる」ことと「納期を守る」ことの重要性を中国側と共有できたときは、本当に嬉しかったです。また、無事に納品できたときは大きな達成感も得られました。

入社当時から中国と係わる仕事に携わることを希望していた私にとっては、このプロジェクトはとても良い経験になりましたし、これから目指す方向を改めて確認できたと思っています。今後も中国の開発メンバとは継続して一緒に仕事を行っていきたいという想いを強くしました。

高い品質を求められる銀行窓口販売支援システム

現在の部署に異動になってからは、銀行の窓口で使用する販売支援システムの開発・保守プロジェクトに携わっています。このシステムは、銀行が投資信託や生命保険等を窓口で販売する業務をサポートするものです。システムの規模が大きいため、チームの中で工程ごとに作業を分担しており、私は主に詳細設計、製造、テスト、保守を担当してきました。JavaやCOBOL等のプログラミング言語の知識はもちろん、銀行の業務知識も求められます。上長・先輩からの指導はいただきつつも、足りない業務知識は、自分で調べたり、仕様書等の資料を読み込んだり、詳しいメンバに教えてもらったりしてさらに深めました。

銀行を利用する方の大切な資産を取り扱うシステムなので、品質保証には特に神経を使います。品質を確保するためには、業務知識はもちろん、設計書や仕様書の内容を正確に理解することが重要です。また、万一不具合が起きた場合、他の関連する機能に影響がないか、徹底的に確認することを要求されます。ある機能に発生した不具合は、他の機能にも影響を及ぼすケースが多いからです。納期までに納品することは当然ですが、品質が確保されていなければ意味がありません。そのため、ときには休日出勤して対応することもあります。チーム一丸となって、お客様からの信用を第一に考えています。

大事なのは、コミュニケーション、そして笑顔

システムの規模が大きい分、機能ごとの連携が重要ですので、プロジェクト内のコミュニケーションも大切です。毎日の朝会やメーリングリストを活用して、進捗状況や各自が抱えている課題を共有し合うようにしています。一見些細なことでも他の機能に影響する情報である可能性がありますし、それが結果として品質の確保・向上にもつながっていると思います。

それから個人的には、業務が忙しくなってきたときにこそ、笑うようにしています!チームの雰囲気もよくなりますし、どうせやるなら、楽しく仕事を乗り切りたいと思います。

「成長した!」と感じた瞬間指導員として後輩を指導する立場になって

新入社員として配属された当初は、「自分は何が分からないのか」さえ分からない状況でした。しかし、上長や先輩方、そしてOJT指導員の先輩に丁寧に指導してもらったおかげで成長でき、今では指導する側になりました。責任は感じますが、教える立場になって改めて自分の成長を実感することができました。後輩は真面目でかわいいです。未来の社長を育てるつもりで日々指導しています!

CIJを選んだ理由入社の決め手は、“人”です。

就職活動を始めた頃、「中国と係わりのある仕事がしたい」という想いはありましたが、業種や具体的にやりたいことまでは決まっていませんでした。各社の説明会に参加する中で、今後の可能性と技術の面白さに惹かれてIT業界に絞るようになりました。コンピュータに関する知識はほとんどありませんでしたが、スキルを身につけ、エンジニアになりたいと思うようになりました。 CIJを選んだ理由は、いくつかあります。いろいろな種類の仕事ができること、女性が比較的多く活躍していること、上場企業であることなどありますが、一番の決め手となったのは、採用面接時に面接官の方が親身に話を聞いてくれたことでした。外国人ということで不安もあったのですが、安心して入社を決めることができました。また、魅力的な経営層の方とお話する機会があり、この人についていきたいと思ったのも入社動機のひとつです。

フランクで風通しの良い風土。積極性に応えてくれます

実際に入社して感じるのは、一緒に働く社員の雰囲気がとてもフランクなことです。話しやすく、質問すれば親切に教えてくれます。また、上長がしっかり自分の希望や意見を聞いてくれます。具体的に提案すれば、その意見が反映される環境がCIJにはあると思います。たとえば、先輩が企画・提案したシステムが、今や自社製品であるペーパーレス会議システム「SONOBA COMET」として販売されています。「やってみたい」とか「こうしたらどうか」と思うことがあれば積極的に発信する。そうすれば、実現のチャンスが広がります。私自身も「中国と係わる仕事がやりたい」と言い続けた結果、これまでに数回、中国のオフショア開発のブリッジ役を経験することができました。

今後、チャレンジしたいことブリッジSEとして輝くキャリアウーマンに

入社当時から女性の先輩社員の活躍を目の当たりにしてきました。今は、その先輩社員のように、仕事をしながら輝く女性になりたいという理想があります。また、CIJは台湾の大手SI企業と業務提携しており、自社製品のグローバル展開等も行っています。引き続きスキルを磨いて、ブリッジSEとして自分の活躍の場を積極的に広げていきたいです。

一言メッセージ

X・J

就職活動は大変ですが、とりあえず入社すればよいというわけではありません。
焦らずによく考え、悔いのない選択をしてください!